雨の赤城山 ACN赤城山オートキャンプ場(群馬・前橋)
8月4〜6日

申し訳ありませんが当時HP制作の意志もなく、3日間まるまる雨降りだったのでキャンプ場での写真は一枚もありません
長文になりますが、最後までおつきあい頂ければ嬉しです。

 

1日目

夏の遠征キャンプ2回目、この前の花はなの祭りと同時予約同時進行で準備を進めてきました(一週間しか間がないから)。今回ACN赤城山オートキャンプ場を選んだ理由はそば打ち体験と鹿肉バーベキュー、そして豚肉が名産との事で大胡にあるとんとん広場での食事です。

今回は1区画が狭そうなので羊テントとヘキサタープをチョイス。前日までに準備をすませ、当日はクーラーボックスを積み朝の6時に出発。交通費を少しでも削ろうと千葉を出るまでは一般道で行き途中コンビニで朝ご飯を買う。計通りに首都高へ入り5号線北池袋へ向かう。前日の8月3日に首都高5号下り線でタンクローリー炎上事故起きたのはニュースで知っていました、しかし一夜明けた4日まで通行止めになっているとは知らず、東池袋手前からほとんど動かないくらいの渋滞にはまる。

渋滞した首都高を降りてからは割と予定通りに進み、関越にのって前橋に向かう。前橋で高速を降りた後ナビを頼り(最短距離で設定)にしたのが良かったのか(はたまた運のつきか?)、どうもあまり一般的でない道を通りなんとか迷わず(途中迷ったのではと幾度となく地図等とにらめっこしました)予定の昼頃に大胡グリーンフラワー牧場に到着、しばし大型遊具で遊ぶ。

お腹もすいたので第1の目的「とんとん広場」へ!地元福豚を使ったステーキやカツの美味しさに感動!!ここはホントにお勧めです、ちょっとお値段張りますがそれすら気にならなくなる味でした(トンカツフリークで我が家で1番舌が確かな末っ子のお墨付き)

福豚を堪能した後は産直品販売所で野菜を仕入れキャンプ場へ。野菜を仕入れているあたりから雲が広がり赤城山を振り仰ぐと上の方にうや〜んな感じの黒い雲が広がっている、「こりゃぁお山は雨だんベぇ」とぼやきながら登り、ACN赤城山オートキャンプ場に到着!チェックインをすませ「車で回って、お好きな所に決めてください」との事でひと回りしブルーサイトのまん中あたりにする。

現段階では晴れているけどいつ降り出してもおかしくない雲があるのでとにかく降り出す前に設営を終わらせようと急ぐ。例のごとくレジャーシートを広げ荷物を降ろしていると受付けに居た子猫が登場、何を思ったか荷物の山をジャングルジムのように遊び回る。可愛いしかまいたいけど、お邪魔だから君は!

管理人さんが来て「今日は空いているから反対側の区画にタープと車置くと良いよ〜」とありがたいお言葉をちょうだいする。羊テントをたてロープダウンするがこの時点で区画ほぼいっぱい、そしてついに雨が降り出す。いったん荷物を全部テント内に入れ、ヘキサタープを張る。前回の反省を生かし雨に濡れないような動線を考えつつ位置を決め、タープのポールはセンターポールとサブポールで中央の高さが段違いになるようにし、テント側は木へロープを張り反対側は泥跳ね分だけ開けて急角度で地面へ。タープをたてている途中から本降りになるが、その後テーブル等をセットするあたりでは小降になりしばし落ち着く。

荷物も全部整理出来たので、キャンプ場内を散歩(小雨は降ってます)、なぜか子猫がついてくる。子猫と一緒にひと回りし、受付けで「あんたはここ!」と言いながら子猫を受付け横のテラスに置く、兄弟猫が居るのでもうこれでついてくる事も無いだろうとテントへ戻る。

今夜はそば打ち体験をしそれで夕食にする予定なので特にやる事もないはずだったのだが、また強く降り出した雨の対策でテーブル等を雨に当たらない位置に動かしたり、タープ中央を余っているポールで持ち上げ雨が流れるようにしたりとなかなか忙しい、そしてまた子猫がくる。キャノピーやタープの下は良いけどテントに入れないという約束のもと、子供達は子猫と遊ぶ。雨はどんどん強くなり、ついでに雷も鳴り響き「どうしたもんかね〜」と思っていた所に管理人さんがやってきて「雨と雷があまりに酷かったらバンガローに避難してください」と呼びかけてくれた(当然ほかのキャンパーさんにも)。雨は強くなったり弱くなったりを繰り返しています。

あーだこーだとしているうちにそば作り体験の時間になりました。管理棟横の売店スペースで高崎市内から来て頂いたそば屋のご主人に教わります。すっごく気さくな方で、いろんな話も聴け非常に良い体験が出来ました。出来たそばはご主人曰く「初めてにしてはかなり上出来」だそうで、5人でお願いしてあったからちょっと多めに(8人前分くらい?)粉を用意していたそうなのですが、茹でたそばから子供達に先に食べさせたらあっと言う間に無くなり大人達の口に入ったのは1人前にちょっと欠ける位(それぞれじゃなく2人でそれだけ)でした。子供達の食べっぷりにご主人も満足そうでした。

我々大人は食べ足りないので山を下りてコンビニに行きます。カップラとおつまみ&お酒を買い、雨が降る中タープの下でカップラを頂きます。そこへ再び子猫がやってくる、どういう訳かかなりなつかれすぐ膝に上がってくる(元々人懐っこいのかも)。そしてそのまま落ち着いて寝ようとするからそのたんび下に降ろすんだけど、やつも根性があって何度も挑戦しに登ってくる。雨も強くなってきたのでテントの前室に私のタオルと上着で簡易猫ベットを作りそこへ入れて今夜は就寝。

夜中2時頃かな、すんごい強い雨音と雷で目が覚める。テント内からしばし様子を伺うがどうも雷雲が近づいてきている感じ。おかんを起こし避難するかどうか相談するが避難するまでもなかろうとなり、私がもう少し様子見てヤバそうならみんなを起こす事にする。しかしね、「雷怖い〜」ってみーみー言ってた長女は雷鳴鳴り響く中でもぐーすか寝ている。そんなしてられるのにどの口が怖いって言うかね!

とりあえず避難する事も無く、雷もおとなしくなってきたので寝直しです。

 

2日目

子猫に起こされる。どうも日の出とともに起きたらしくテントの前室の所でカリカリカサカサと音を立ている様子、ちょうど人の枕元で遊んでいるからうるさくて目が覚める。ドアパネルを少し開けメッシュ越しに挨拶するとかまえかまえと鳴き始める、まだ6時前だよ昨夜あまり寝てないんだよ〜静かにしてよ〜

今朝は雨が降っていない、今のうちにと急いで衣類の洗濯をする(当然ながら洗濯機任せ)。洗濯機を回したら朝ご飯、今朝のメニューはパンケーキにボイルしたウインナーとレタス等でお好みの食べ方にする、ちなみに私は具を巻いて食べるが、結構な太さになり手強かったです。はっきり言って私のでかい口でかぶりつくのがやっとの太さ!(手巻きパンケーキ、道理でみんなやらない訳だ!)

食事が終わったらヘキサのポールと周りにある木の幹にロープを渡し洗濯物を干す、このまま晴れが続く事を祈る(洗濯物も乾くし、夜は鹿肉バーベキューの予定だし!)管理人さんが来られて昨夜の話から今日の鹿肉の話までする、この時に食材買い出しと温泉に行く旨を伝えどの温泉がおすすめか聴いてみる、ちょっと離れるけど富士見温泉ふれあい館を勧めてもらう。その時に「雨が降ってきたら選択もの取り込んどこうか?」と聴かれ、ご好意に甘えてぐるぐるっとまとめてテントに放り込むだけで良いですからとお願いする。

山を下り、まずはホームセンターで寝るまで雨が降らないよう願いつつ薪を買い、JAで地産品等を仕入れ昼食を食べる所を探しに大胡の街へ向かう。結局どこで何を食べようとの結論がでないまま、ベイシアを見つけよる事に。フードコートでもいいやと思っていたがマクドしか入ってなくてお弁当等各自のお好みで買う、たまたま見つけた地産豚肉使用のカツサンド(結構肉厚でボリュームたっぷり!)がこれまた素晴らしく美味しかった。 大胡の街から富士見温泉へ向かう。途中でっかい鳥居をくぐる、何でいきなりここに?(後で調べたが赤城山のシンボルだそうだ)

富士見温泉ふれあい館はどうも地元の方達が気楽に立ち寄れる銭湯とスーパー銭湯の中間的な施設っぽく建物の外観に似合わず割と安く入れます(大人3時間300円)。どういう訳か同じ日に宿泊していたキャンパーさん家族と会う(みんな管理人さんに聴いてきたのね)

ゆっくりのんびり疲れをほぐし、キャンプ場へ向かう。いい感じで晴れていたのに途中から山の上に黒い雲が広がり始める。洗濯物はお願いしてあるものの好意に甘えてばかりではと思い急いでキャンプ場へ、到着ちょっと前から降り出し洗濯物がしまってあったので管理人さんに良ーくお礼を言いテントに戻ると、いきなり大雨になる(まあ、ある意味タイミングはいいんだけどね…)。あっという間にサイト間の通路が川のようになる、テント周囲も水たまりが出来始めたので火ばさみや十能を使って溝を掘り水を逃がす(スコップはあった方がいいですね、備えあれば憂い無し!)

夕飯の支度を始めようとしていると子猫がやってくる。匂いを嗅ぎ付けるんだろうね、テーブルに登って手を出そうとするのを子供達が抱き上げて降ろすのだけどもそれくらいであきらめる訳も無く、躾けの手本として私の前で手を伸ばした時にすかさず頭をはたく!やってはいけない事と理解したのかテーブルには乗らなくなった、しかし腹いせにやったかは定かではないがテントを引っ掻いてくれて、幸い傷がつかなかったから良いもののこのまま側においとくと被害が出そうなので管理棟へ強制送還する。

夕飯時になっても雨は一向にやむ気配無し、仕方なく焚き火は中止して「もう穴開いてもいいや!!」とやけくそでタープの下でユニフレマルチピットにロゴスラウンドストーブを入れバーベキューをする、これが非常に便利で調子良い。たま〜に油が落ちて火が上がるけど、そんな高く上がらないし、火の粉もほとんど飛ばない(着火時だけかな)何より降雨時には手間がかからないのが素晴らしい!

鹿肉は思ってた程クセも匂いも無く柔らかくて美味しいんだけど、私としてはインパクトに欠ける感じ(だってラムでも何でも平気だもん)、なんだかんだと結構な勢いで食べ進める。ラウンドストーブは宣伝通りステーキ14枚は焼けるくらい火持ちはいい、しかし後半戦はだいぶ火力は落ちる。でも途中で継ぎ足してもすぐに着火出来るし、炭みたくあおいだりも必要ないので楽でした。

子猫が来ないうちに早く寝よう! しかし、いつもより早く寝袋に入るが雨音が酷く寝付けない〜(耐水圧オーバーして、床上浸水とかしないか気になるしね)

 

3日目

今日は朝から雨、子猫は居ない。撤収が有るから寝不足の体にむち打って6時には起き出す。

テントを出てテーブルを見てびっくり!昨夜の食べ残しと生ゴミが散らかっている!明け方頃にガサゴソ音がしてたのはこれか!でもね、よくよく考えればここは山の中で自然の中、キャンプ場の猫だけじゃなく野生動物とこんにちはしてもおかしくない所、袋を閉じたとかラップしたとかは片付けたうちに入らないんだなと反省(ほぼ子猫で決まりなんだろうけど、大型野生獣だったらと思うとゾッとした)

さて、散らかった所を片して朝食の支度を、この時点でクーラーボックスの中はほぼ空になるようにしていたから予定通り缶詰と最終的に余った食材を適当に調理し食べる。食後の予定は雨がやめば「赤城高原牧場クローネンベルク」へ、雨がやまなければ「ハルナグラス」を計画してます。ちょうど食事中から雨がやみ始めて日がさしてきたから「赤城高原牧場クローネンベルク」へ行く事にし、みんなでせっせと片付けをする。

食器とかを片付けて撤収準備に取りかかると雨はすっかりやみ青空が広がり始める。昨夜焚き火を予定し麓で買った薪は車に積めないのでキャンプ場へ寄贈しようとおかんと末っ子が管理人さんに話しに行くとと引き取ってもらう事になり、なぜかソフトクリーム片手に帰ってくる。薪の料金としてソフトクリームをサービスしてくれるとの事で、子供達に運んでもらうが重量もあるのでレジャーシートにのせシートの端を持つ様にする(この間私は独り黙々と撤収作業をこなす)

例のごとくずーっと雨だったのでテント・タープ・グランドシートはクーラーボックスの中へ入れ、その他はいつものようにしまう。車の横にレジャーシートを広げちょうど到着時と逆の順番で車に積み込む、するとちょうど到着時のように子猫が遊びにきて邪魔をする(あなたは連れ帰らないよ!)

管理人さんに挨拶をしてキャンプ場を後に山を下りる。目指すは「赤城高原牧場クローネンベルク」!最初の信号を左に行きほんのちょこっと行った所にあったのですが、閉まっていて入れない。休園日でもないのになんで?と思ったが閉まっているんだからしょうがない、Uターンをして榛名山方面へ向かう。

小1時間走り、ハルナグラス近辺へ到着ちょうどお腹もすいたので近くの「山椒庵」で昼食を、群馬で榛名方面だったらうどんでしょうとそれぞれ思い思いのセットを頼む。さすがに名産品、うどんがうまい!舞茸の天ぷらもうまい!こんにゃくの天ぷらは(末っ子曰く)珍味だったそうです。

ハルナグラスでは工場見学を「つまらなそう!」と言っていた子も目の前でやる吹きガラスの行程に興味津々、体験も出来るのでやってみるかと聴いたがその場でお持ち帰り出来ないのが引っかかるらしくそのままショップの方へ。

ここではすぐに持ち帰れる体験があり、やってみたいとの事で「クローネンベルクで遊ぶより安かろう」と選んだのが「サンドブラスト」、無地透明のガラス器にマスキングして細か〜い砂を高圧で吹き付ける(吹き付けた所が磨りガラスみたくなる)で全行程でおおよそ45分位。マスキングがちょっと難しかったみたいだけど綺麗に仕上がり満足する。

せっかく来たからと「卯三郎こけし」と「榛東ワイナリー」もちょこっとよって前橋から高速に乗り帰路につく(首都高渋滞回避の為、わざと遅くなるようにしている) そうそう、今日はそんなに強い雨はなかったですが降ったりやんだりの1日でした。

 

今回の反省点

生ゴミや食べ残しは鳥獣被害を避けるため、車に入れるのが一番良いのかも。猫なら良いけどイノシシやクマだったらしゃれにならない事になりますよね。地域によるとかそうゆう事に関わらず、普段から習慣として身につけなければと反省しました。

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